第二洪誠病院
東京洪誠病院附属 
洪誠クリニック
本木訪問看護ステーション

日本医科大学付属病院 泌尿器科
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内 視 鏡 室
                                              

人に優しく確かな診断に繋がる。それが内視鏡検査です。
内視鏡は細くしなやかなチューブで、患者さんに出来るだけ負担をかけないようデザインされています。胃や腸の内側をライトで照らしながらスムーズに動き回り、先端に備え付けられた超小型CCDカメラが中の様子を鮮明なカラー映像でとらえます。
内視鏡の一番の特徴は 「体の中を直接観察出来る」こと

内視鏡検査はガンをはじめとする胃腸病の早期発見に繋がる有効な検査方法の一つです。
触診、レントゲン、臨床検査などには出来ない「体の中を直接見る」検査なので、それだけ信頼性の高い検査方法と言えます。                               
                                               
触  診・・・痛みや不快を感じる腹部周辺の触診は、その原因をつきとめる初期段階には有効です。しかし小さなポリープを発見出来るほど正確ではなく、ガンの位置を特定するのも容易ではありません。
映像診断・・・レントゲン、CTスキャン、MRI、エコーなどの種類があります。映像診断でしこりのような病変をとらえることが出来ますが、ガンが疑われる場合は、その組織の一部を内視鏡で採取して確定診断をする必要があります。
臨床検査・・・腫瘍マーカーを調べる血液検査、尿検査、便潜血検査は、ガンの存在を確かめるのに有効な方 法です。しかし、進行状態や位置の特定にはより精密な検査が必要となります。
小さな異常も見逃さず、治療にも活躍する内視鏡
内視鏡は食道や胃腸の粘膜の小さな変化も鮮明に映し出すので、初期症状が現れにくいガンの早期発見に役立ちます。また、より精度の高い検査のために組織の一部を採取したり、小さな腫瘍を切除、回収するなど早期治療の面でも活躍します。
内視鏡検査で、小さな不安を大きな安心に
通常、胃の内視鏡検査は10分から15分で済む簡単な検査です。

検査当日の朝食をとらないようにして準備します。検査はベッドに横になって楽な姿勢で行われます。治療の必要な病巣があれば、粘膜切除やポリープ切除なども行われます。ただし、2日〜7日位の入院が必要となります。
早期発見・早期治療でガンはもうこわくない
ガンは早く見つかればそれだけ治癒の可能性も生存率も高まります。なかでも日本人に多い胃腸のガンは、内視鏡検査が早期発見に有効な検査方法の一つであると考えられています。しかも、早期ガンなら、大きな手術をすることなく内視鏡を用いた手術で取り除くことも可能です。御自身の健康と安心のために、早期発見・早期治療に繋がる内視鏡検査の定期健診をおすすめします。
当院内視鏡室では主に以下の検査・治療等を行っております。  
●上部・下部消化管内視鏡検査
●内視鏡的逆行性膵胆管造影検査(ERCP)
●内視鏡的 胃・十二指腸ポリープ粘膜切除術(EMR)
●内視鏡的 結腸ポリープ異物摘出術
●内視鏡的 結腸ポリープ粘膜切除術
●内視鏡的 消化管止血術
●内視鏡的 食道下部及び胃内異物摘出術
●内視鏡的 食道静脈瘤結紮術(EVL)
●内視鏡的 大腸ポリープ切除術
●内視鏡的 胆道拡張術
●内視鏡的 胆道砕石術
●内視鏡的 胆道ステント留置術
●内視鏡的 乳頭切開術(EST)
●内視鏡的 胃瘻造設術
●内視鏡的 食道静脈瘤硬化療法(EIS)
  
<内視鏡的ポリープ切除術>
 内視鏡でポリープを見ながらスネア(細いワイヤーをループ状にしたもの)をかけ、高周波を通電、凝固、切断します。
<内視鏡的粘膜切除術>=EMR          
 内視鏡を使用して、食道・胃・大腸の早期癌のうち、一定の性状を有し、転移病巣がないと推定され、病巣のみを切除する事によって根治効果が期待されるものに行われます
適応
  胃・・・2cm以下の潰瘍を有さない深達度 mの高分化型腺癌
  大腸・・深達度sm1までの分化型癌
  食道・・全周にわたらない深達度 m2までの癌で多発しないもの
方法
  EMRでは、粘膜下層に生理食塩液を注入し、隆起を形成します。これは切除を容易にするためです。粘膜下層に生理食塩液の層があるため、大きく切除しても安全な方法です。
手技
   @病変の存在を内視鏡下に確認します。
   A局注針で、生理食塩液を注入します。
   B隆起部位にスネアをかけ、絞り込みます。
   C高周波電流で切除
   D止血を確認して、病変を回収します。
    
内視鏡的治療として多くの術式がありますが、前述したもの以外に当院では総胆管結石症又はその疑いのある患者様に対する他、胆管の狭窄、腫瘍及び膵臓の腫瘍を疑う患者様に対して、内視鏡的逆行性膵胆管造影、結石を確認出来た患者様には内視鏡的乳頭切開術を行っております。
<内視鏡的逆行性膵胆管造影>=ERCP
 特殊な内視鏡を口から導入し、十二指腸まで導きます。内視鏡を介してカテーテルをファーター乳頭へ挿入し、そこへ造影剤を注入しX線撮影して、膵管及び胆管に異常があるかどうか調べます。
<内視鏡的乳頭切開術>=EST
 上記のERCPにて、胆管に結石を確認出来た場合、続いてファーター乳頭よりナイフ(電気メス)のついたカテーテルを挿入し、ファーター乳頭を切開します。結石の大きさによりどの程度切開するかはその都度決定します。そして結石をバスケット型の鉗子により採石するか特殊なバルーンカテーテルにより採石します。

以上のように当院では、一定の基準を満たした胃・大腸の早期癌では従来の開腹手術に代わり、第一選択として内視鏡での切除が標準的な治療として行われています。又、胃潰瘍・十二指腸潰瘍からの出血に対する治療、食道静脈瘤に対する治療、総胆管結石に対する治療等が内視鏡で行われており、上記疾患の主な治療法として確立しております。
                         
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